DIYで理想の暮らしを手に入れるまで (1)
築20年、1Kの物件をDIYでリフォームすることになりました。
家具デザイナーがDIYで室内をリフォームする珍しい試み、まとめてみたいと思います。
新しい家主は在宅ワーカー。その新しい暮らしへの要望は、
・第一にコスト。
・仕事中に生活臭さを感じたり、プライベートな時間に職場に居るような空間はイヤ。
・好きなインテリア小物や植物を飾れるようなスペースが欲しい。
・現状のクローゼットにはパイプハンガーと中棚が1枚しかないため、収納家具が欲しい。
・キッチンは軽食を作る程度。大掛かりな収納などは不要。
・蛍光灯はイヤ。夜は明るすぎず、暗すぎない明るさが良い。
室内の印象は、黒い布がある壁面側に隣の建物が建っていることを除けば、日中は室内に光が差し込む空間。現状の壁紙の汚れのせいで、室内が少し暗い感じという印象。
それ以外は、築20年と言っても大きな損傷はなく、一部床鳴りがある点、扉や窓枠、ミニキッチンなどの仕様が古く感じられるくらい。
DIYと銘打つだけに、造作部分の大半は施主の代わりに自ら行いコストを低減。
図面やイメージ画の作成も通常よりも時間を省き、施主と情報を共有出来るまでの内容に留めることで作図における労力とコストを低減。(外注する職人がいないので)
その他、
ガス・水道設備の移設、交換はしない。
電気工事は電気事業業者の監修のもと行う。(漏電や配線が原因の火事などを避けるため)
クロス工事は専門の職人に施工してもらう。(経年変化に伴う剥がれなどを回避するため)
工事日数は、5日間ほど(職人行う作業よりも時間がかかるため細かな約束はできず)
上記内容とデザイン案を了承してもらい、いよいよ DIY に取り掛かります。ちゃんとできあがるかちょっと心配 (;^_^
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